ジュニアNISAのロールオーバーとは【上限撤廃や回数制限について】

こんにちは!
毎月コツコツ投資をしている
イタリアン仮面です!
@itariankamen

ジュニアNISAを始めたけど、ロールオーバーってなに?全然わからない・・・

上限撤廃と回数制限って関連キーワードに出てきたけどよく分からないな。

この辺りの疑問について解決していきます。

 

投資用語って難しいですよね。

私もNISAを始めた当初は、「ロールオーバーってなんだろ?よく分からない!」って状態でした笑。

まぁ、ロールオーバーの意味を理解していなくても、投資はできるので、理解出来ないからって投資を辞める必要は全くないです。

この記事では、簡単にロールオーバーについてと、上限撤廃や回数制限について書いて行きますので、参考にして貰えたら嬉しいです。
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ロールオーバーとは?

ジュニアNISAにおける「ロールオーバー」とは、ジュニアNISAの特典である非課税での5年間運用が終了した後に、再び非課税枠が設定され更に5年間非課税で運用できるという仕組みのことを言います。

ジュニアNISAの場合、5年間の非課税期間を経過した場合、その後の運用に関して以下の3つの方法が考えられます。

  • ①口座内で運用した投資商品を売却して非課税にて運用益を得る方法
  • ②ジュニアNISA口座より一般の通常口座に移管する方法
  • ③再度ジュニアNISA口座を運用する方法

つまり、「ロールオーバー」とは上記の方法で③の方法になります。

一般的に「ロールオーバー(rollover)」とは金融用語で「為替や先物などの取引の決済日を他の決済日に先送りする」ことを意味しています。

ジュニアNISAの場合は申込後5年経過し、更に5年期間を延長することを意味します。

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ロールオーバーの上限撤廃でお得になる?

ジュニアNISAにおいて2017年度税制改正においてロールオーバーの上限撤廃が示されましたが、2016年までの税制では、ロールオーバーを繰り返したとしても上限が80万円と定められていましたので、5年間の合計で400万円を超過する場合には一般の通常口座に移管するしか方法はありませんでした。

この場合、当然ですが課税対象口座への移管になってしまい、ジュニアNISAの口座内で運用した結果利益が出ても80万円を超過した場合、この超過部分は課税対象になってしまっていました。

せっかく各種投資商品や金融商品を組み合わせて利益を確保しても上限が設定されていることで、ジュニアNISAそのもの商品的魅力が低くなっていました。

そのデメリットを解消するために今回この「ロールオーバーじにおける80万円という上限」を撤廃することで、より多くの方々の利用に際してのデメリットがなくなる事になり、ジュニアNISAの商品価値を高め利用を促進することにしています。

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購入回数には注意が必要?

ロールオーバー時の上限撤廃がなされたジュニアNISAですが、口座内で運用する投資商品や金融商品に関して、その商品を買い付けできる回数、1年間で何回の投資できるのかと言った疑問が当然出てきます。

金融庁の発表や各証券会社等のジュニアNISAに関する案内を見ても「回数」に関する制限事項の記載は現在見当たりません。

そのため、投資対象商品の売り買いに関する回数は気にしなくとも良いことになりますが、そもそもジュニアNISAは自身の子供等の将来における資産形成を目的としています。

そうした性格の金融商品であることから、2023年末迄の運用に関して、現時点では回数制限は設定されていませんが、今後回数制限が設定され発表される可能性もありますので注意して下さい。

現時点では取引回数については要注意ということになります。
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まとめ

ジュニアNISAに関して2017年度金融庁による税制改革の一環として「ロールオーバーにおける上限撤廃」が話題になりました。

これによりジュニアNISAで運用する投資商品は当初の5年間、年80万円という上限枠が、5年後のロールオーバーのおいては、その上限が撤廃されることになりました。

つまり、5年間ジュニアNISAでの運用を行った結果、資産が80万円以上になった場合でもロールオーバーの時に非課税にできる上限が撤廃され、枠を超過した利益に課税されることが無くなりました。

この為、比較的中長期の期間での資産形成を検討していた方々でも、安心して最大利益を求めることが可能となり魅力ある商品に生まれ変わったということですね!

子供に対する金融経済の実学のための良い機会だということのメリットを考えると、金融経済の世界に慣れてもらう絶好の機会かもしれませね。

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