こんにちは!
今日は・・
「投資バカの思考法」著者 藤野英人
の感想を書いて行きます。
個人的には、年齢関係なく読んでおいた方がいいと
思う本でしたね。
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日本のインフレ・増税に対抗する方法
日本人は貯金好きですが、これからの日本は・・
「現金をたくさん持っている人が損をする時代」と言っています。
理由は想像つきやすいと思いますが、
増税とインフレです。
増税はすでに実施していることですが
増税ばかりしていると国民が騒ぎ、消費行動を控える傾向が
強いため、なかなか国も思った通りに行かないのが現状。
でも、インフレ現象には、増税ほどに
みんな関心がないようです。
①消費税5%→8%
②為替が80円→120円
②の方に関心があまりないことに
気付いた国(日本)は、日本銀行にお金をどんどん刷らせて
市場に出回るお金(円)の価値を下げる。
これが、金融政策としてのインフレです。
著者の藤野英人さんは、インフレ対策として
お金を消費するか、投資するかしかない。と言っています。
ちなみに、私も少し前に「インフレ対策」について
記事を書いてました。
投資をしている人に読んで貰いたい章
この書籍には、
- 洞察力
- 決断力
- リスクマネジメント
- 損切
- 時間
- 増やす力
- 選択力
7章の文章構成で、出来ています。
私的には、損切・時間・増やす力この3章は読んでおいて損はないかと
思います。
他の章にも、投資の内容や藤野英人さんの
独自の考えが書いてあって面白いのですが、
投資をしている人なら、この3章は勉強になります。
少し書いている内容を記載していきますね。
損切
この章では、「損切」について
どういった考えで向き合うか書いてあります。
評価は常に「時価」で考える。
株式でも投資信託でも、購入した時の金額で
損得を考えてしまいます。
「50万円で買ったからなんとか元を取り返したい!」と
普通なら思うはずですが、
藤野英人さんは「常に時価で考えよう」と書いてあります。
50万円で購入した株が、今30万円になっている場合
「30万円でも、今その株を買う価値があるかどうか?」
このことを常に考えて投資行動をした方が良いという
内容が主に「損切」の章に書かれています。
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時間
お金や効率よりも、大切な物は「時間」と書かれています。
時間を味方につけてお金を増やして行く。
資産形成は5年以上かける
お金は時間をかけることで
ゆっくり、大きくなっていきます。
1年や2年程度では、大した結果にならないので
最低でも5年は書けた方が良いそうです、
確かに、投資信託でも1年~2年程度の積立て期間では
マイナスになったり、指数が少し下がっただけで
マイナスになりやすいです。
私が保有している投資信託も
1年~2年間の間はマイナスだった時が
多かったのですが、2年目を過ぎた辺りから
マイナスにはならないようになりました。
口数が増えたのと、取得単価が下がってきたのが
原因だと思いますが、
やはり、投資はじっくり時間をかけた方が
資産が増えていくのでしょうね。
増やす力
「人は、ただ生きているだけで誰かの役にたっている」
出だしがこの文なんですが、
個人的には、結構好きな内容です。
(内容は書籍で)
投資内容では、ないのですが「経済」に近い感じかな?
最後の方、お金持ちは現金をあまり持たないで、株を持つ!と
書いてあります。
要は、お金に働いてもらうってことですね。
私は、別にお金持ちになりたいわけではないけど
自分がひぃひぃ言いながらお金の為に働いているのに
そのお金が財布の中や預金口座にただ
いるだけなのは、ちょっとムカつきます笑
なので、私は生活費3カ月分現金で確保したら
あとのお金には。働いてもらってます。
口座に入れとけば、お金はなくならないと
思いがちですが、冒頭にも書いた通り
これから、インフレや増税が加速すれば
今ある1万円の価値は、今後9千円、8千円と
なってしまうかもしれません。
それを防ぐ為に、投資をするわけですね。
まとめ
もっと、この書籍について書きたいことが
あるんですが、ここまでにしておきます。
投資の内容について書いてあるところも
見どころですが、
藤野英人さん自身の考え方がとても参考になる本です。
本のタイトルにある「投資バカ」これは藤木英人さんのこと、
なぜ、そう呼ばれているか?など
知っている人も多いと思いますが、
藤野英人さんは「レオス・キャピタルワークス」を創業し
「ひふみ投信」・「ひふみプラス」を運用され
4年連続R&Iファンド大賞を受賞されています。
その成果についても本に書かれているので
投資家として、参考になる部分も多かったです。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
では、また~!!
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